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住宅ローンの保険について

先日、某女優さんと結婚された芸人さんがキャッシュで豪邸を購入したなんて記事を見ました。女優さんの方は絶世の美女、日本中が羨んだぐらいですが今度は豪邸をキャッシュ一括とはすごいですね。景気のいい話です。まあ、ほとんどの人はキャッシュ一括にて物件を購入するなんてことはできませんからね。

物件の購入には、まず一定の金額を払うものです。いわゆる初期費用というものになります。初期費用とは、いわゆる諸経費を含めたものです。現金で払う必要があり、相場は物件価格の3~10%と言われています。例えば、例の芸人さんが購入した豪邸は3億8千万だそうなので、10%でも3800万円、普通にマンションが買えてしまいますね。ちょっと現実味がないので、3000万円のマンションを買うのに300万は最初に現金で支払う必要があるということです。そのため、家をローンで買おうと思ってもまずは現金を貯める必要があります。

その後は、ローンで返済していけばいいのですが、住宅ローンには、住宅をローンで買えるだけというメリット以外にも生命保険の面でメリットがあります。住宅ローンには団体信用生命保険というものがあり、保険に加入することで、加入者が死亡したり、重度障害などになったとしても住宅ローンの残金がこの生命保険の中から支払われ、遺族も心配なく暮らせるというものです。住宅ローンの返済は非常に長いもの、ずっと元気に働ければ問題はないでしょうが、必ずしもそうとは限りません。友人の話ですが「何かあったら死ねばいい」という名言もありました。まあ、それはだめなんですが。

Executive hands indicating where to sign contract団体信用生命保険以外もついている住宅ローンだってあります。中央労金の住宅ローンの場合、オールマイティ保障型団信(3大疾病保障特約・障害特約付団体信用生命保険)も選べます。ガン・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病の場合にも保険金から住宅ローンが支払われるので何かあっても安心です。

このように頑張って現金一括で買えるものなら買いたいですが、それを待っていてはいつまでも家を購入することはできませんので、住宅ローンをうまく使いましょう。保険にも加入できると考えれば人生設計に上手く組み込めるのではないでしょうか。愛する家族のためにもローンの返済を頑張るだけでなく、万が一にも備えるのは大切なことです。